高麗人参main
■高麗人参とは
高麗人参は、朝鮮人参、御種人参(オタネニンジン)ともいわれ、日本のトチ
バニンジン(Panax japonica)、中国の田七人参(Panax notoginseng)、米国
やロシアなどの世界各地の人参と同じ科と属(ウコギ科ニンジン属)ですが、
品質の面では著しい差を見せています。
高麗人参が文献に初めて登場したのは、およそ1500年前のことです。
高麗人参の栽培については様々な学説がありますが一部では高麗や朝鮮時代
半ばごろに高麗人参の栽培が試みられていたと推定されますが、確かではあ
りません。 高麗人参は1610年にオランダ商人によって初めて西洋に紹介さ
れました。 特に山参(サンサム、野生の人参)の噂が知れ渡り、西洋人には
韓国を神秘な草が生える神秘な国として認識するようになりました。
その後、フランス人の宣教師・ジャルトが1711年に韓国の山参を絵に描いた
りしました。 また、ベルギー人のゴーセンは1902年に発行した「朝鮮」に、
高麗人参が貴重な特産物としてフランスの国王ルイ14世に献上されるほど有
名だったと記録しています。

【高麗人参の主な成分】
炭水化物 60〜70%
窒素化合物 12〜16%
水分 9〜11%
無機質物質(ミネラル) 4〜6%
サポニン(ジンセノサイド) 3〜6%
脂溶性成分 1〜2%
■高麗人参の種類について

水参 紅参 白参
水参
畑から堀り、乾燥させないままの人参です。 水参は全ての人参製品の原料
になる物であり、大抵4〜6年で収穫します。 重要成分の含有量は、1年根で
10%、3年根で15%、6年根で20%近くに達します。
6年を超えて栽培すると腐ったり、割れやすくなるため通常は6年以下で出荷
されます。
紅参
水参を長期間保存するために、水蒸気で蒸した物を乾燥させたものです。
製造過程の間に非酸素的な褐色化反応が促進され紅褐色の色を持ち、非常に
堅くなり長期保存が可能になります。 さらに形態を問わず消化吸収率が高
く、エキス吸収率は白参より約1.5倍高くなります。
韓国産の紅参には30種ものジンセノサイドといわれるサポニンを含有し他に
もアミノ酸ペプチド、核酸、植物ステロール、水溶性ビタミン、粗繊維、
ペクチンなどをバランスよく含む天然の栄養の宝庫です。
白参
白参は水参の皮を剥いでそのまま乾燥させた物です。
白色で紅参の加工方法とは違って太陽による天日乾燥または熱風などで乾燥さ
せます。 かき取られた皮には極めて多くのサポニンが含まれていて、皮を剥
ぐと成分を無駄に捨ててしまうことになるのでサポニン量は少なくなります。
注)サポニン:トリテルペンやステロイドにオリゴ糖(二個以上の糖が結合したもの)が結合した配糖体(グリ
コシド)の一種
■韓国人参公社とは
6年産である「正官庄」の高麗人参は、韓国人参公社で作られた「紅参」であ
ります。 韓国の人参、つまり「高麗参」は、2000年以前から、韓国はもちろ
ん中国 、日本など主に王室と貴族層から愛用されて絶対的権威を認められて
きた韓国固有の世界的特産物です。 現在韓国が KOREA と称されたのも「高
麗」人参が世界的に知れ渡ったからだといわれています。
このように貴重な高麗参を国家特産品として保護育成するために韓国の王室
や 政府は昔から特に力を入れてきました。 そして大韓帝国の末である1899
年12月1日、政府は王室の財政を受け持っていた宮内部の内蔵院に参政課を
設けました。 以後、朝鮮総督府専売局、大韓民国専売局、専売庁、韓国専売
公社、そして韓国煙草人参公社と名前を変えながら、現在に至ったのがまさ
し くこの韓国人参公社です。 100年の歴史を持った世界最高の政府系人参
専門企業それがまさしくこの韓国人参公社なのです。
■正官庄とは
韓国人参公社の高麗参が「正官庄」高麗参と名づけられるようになったのは
1940年代初めからであるといわれています。 高麗参(紅参)の専売制が行われ
た1899年から中国の商人たちは韓国政府の専売品である高麗参を特に「官庄」
と称して他の製品と区別し、それが1940年代に入って民間で作られた類似高
麗参がふえてきたために本物の政府製品であることを保証するため、頭に
「正」を付け加え「正官庄」と呼ぶことになったわけです。
韓国人参公社では畑作りの段階から厳しい規格を設けてあり、それに合格し
ないと人参を栽培する畑として承認されません。 人参の栽培が承認されると、
長期計画で人参を育てるための補助金が支給され、種付けから収穫までの6年
間、政府と契約した農家による徹底した管理のもとで栽培されます。
紅参エキスの抽出法は純粋な水抽出で、抽出効率を上げるためのアルコールな
どは一切使用しておりません。 一般に人参の収穫は4〜6年目で行いますが、
年数の短いものほど主根と支根の成長が不十分で、6年目になって脳頭(地下
茎)や主根、支根がバランスよく成長します。 人参の栽培は多大なは生産経費
と労力を要するうえに一度栽培した土地は、地力の回復のため6年間も休耕が
必要なため「6年根」の栽培は政府からの補助金なしにはできません。 そのた
め一般の農家では「4年根」の段階で収穫します。 民間業者が栽培した人参
のなかには栽培期間が6年未満を「6年根」と標榜したり、混ぜ物をして販売す
るケースもあるようです。
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